12.22.2009

うめぼし食べたい

JAMBOREE TOUR 2009 さざなみOTRカスタム
at さいたまスーパーアリーナ / スピッツ



行ってみたいけれども諦めているのが、日本のアーティスト達のライブ。滅多に日本に帰らないのだから、そもそも無理な話なのだが。そんな中でもスピッツのライブは本当に観てみたかったので、DVDが発売されると知るや喜んで予約してしまった。

プロジェクターで見ていると実現できない想いをちょっと満たしてくれるようで嬉しい。そうかぁ、これがスピッツのライブなのだね。ちょっと疲れるカメラワークだけれども音質が良いので、なんとなく流したりして、何度も見てしまいそうだ。CD付なのもよいね。

12.20.2009

死刑台のエレベーター

Ascenseur pour I'Echafaud
Director: Louis Malle (1958)



久し振りに「死刑台のエレベーター」をDVDで観た。僕は映画音楽を通して、いろいろな音楽を聞きはじめる様になったのだが、Miles Davisも即興ジャズも、この作品のサントラがきっかけだった。
音楽だけでなく、コート姿のジャンヌ・モローは美しいし、300SLガルウィングやジタンの煙草といったアイテムにも憧れたものだった。
さて、50年以上も経過した作品なので、古めかしい部分もあるのだが、やはりこの映画はクールだ。そして「穴」(1959)のように"あっ"という感じでラストを迎える。こういう切れ味の良いラストを迎える映画って、最近は少ない。

プラハ パノラマ 2

昨日の続き。



テレビ塔から西の彼方をズームしたら、旧市街地の方まで見渡せた。さらにズームすると、左の時計塔の時刻までくっきりと。この時計塔の下部には有名な天文時計(Prague Orloj)がある。カレル橋は残念ながら陰に隠れてしまっているようだ。

プラハはもう一度行ってみたい街だ。

12.19.2009

プラハ パノラマ写真



Prague from the TV Tower - 18 Gigapixel Panoramic Photo
This image is the largest spherical panorama in the world as of Dec. 2009.

これは凄い!あちこちズームしてしまった。ちょっと覗き心をくずぐられてしまう。



ペンキ塗りの人たち。

11.19.2009

3 Big Guys + 1



Three Big Guys Plus One
Jeff Parker, Francis Wong, Elliot Humberto Kavee, Tatsu Aoki
Asian Improv Records AIR0078

まず、Jeff, Francis, Tatsuのトリオで音源を録って、それにdrumsのElliotが音を入れて作られたらしい。後からプラス1なので"3 Big Guys + 1"というタイトルになっているようだ。青木さんがJeff Parker、David PavkovicとやっていたTricolorの時期(99-01)に録音されたのが元になっているそうだ。個人的にですね、コレかなーり気に入りました。最近ほぼ同時に出た青木さんの新譜3枚のうちのひとつです。

11.15.2009

1108-1115

11/08 Sun
Umbrella Music Festival 「坂田明&ちかもらち」
その迫力を見せつけてました。100人弱収容のベルモントの西の小屋に、まるで道場破りに来たような感じで。このライブの事は後日追記しよう。

11/09 Mon
CAPITALISM:A LOVE STORY キャピタリズム マネーは踊る
Director: Michael Moore
ちょっと長かったけど、楽しんだ。金融業界に長く居たので、その方面では僕にとって目新しい話は少なかったけれど、エアラインのパイロットは薄給で、年収わずか$17,000でフードスタンプを貰ってる人も居るとか、そういう話は面白かった。あまりに薄給なので、みな副業してて、それもコーヒーショップの店員とかだったりするらしい。そういう状態のパイロットに命預けてるんだよね。

11/10 Tue
日本から八ッ橋が届く。美味しい。

11/11 Wed
UTADAがシカゴに来るんだってさーと話したら、会社の皆が行くというので、先行予約でチケットをまとめ買いした。公演は来年の2/2。

11/13 Fri
13日の金曜日だったが、特に何も起こらず。同僚と安い寿司を食べて帰った。今週も一週間早かったな。

11/14 Sat
THE 14th ANNUAL CHICAGO ASIAN AMERICAN JAZZ FESTIVAL
Jeff Parker, Francis Wong, Tatsu Aokiという今までありそうで無かったトリオ編成。
もう14年目なんだ。来年は盛大に15周年をやるのだろうか。青木さん、今年もお疲れ様でした。

11/15 Sun
今週も早起きして洗濯。7時過ぎなら余裕だけど、その後になると大混雑となる…それを横目に早めに終わらせて、ちょっとした優越感を味わう。デジカメ or ポメラ or NetBook・・・物欲が・・・ちょっと欲しいけど迷う。
夜はJeff BeckのライブDVD "Performing This Week: Live at Ronnie Scott's"を観た。

*ルート66の名物アーティスト ボブ・ウォルドマイヤーさん(Bob Waldmire) が癌で残り少ない命だと報じられている。来週末(11/22)、Springfieldで最後の個展を開くらしいが、それまで持つかどうかも分からないのだそうだ。
Route 66 artist's life coming to an end
End of road nears for Route 66 King dying of cancer

*頼まれてる記事の締切りが10日早まった・・・やらなきゃいかんなぁ。

The Visitor

扉をたたく人 The Visitor (2007)
Director: Thomas McCarthy

Richard Jenkinsが今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネート。
中身は予告篇に凝縮されており(まるでダイジェスト版)、予告篇を観てしまうと本編を見なくてもいいような気がする。



労働ビザの問題を抱えて残念ながら帰国してしまった友人がいたり、自分自身も数多くの手続きを経てきた移民の一人として言わせてもらえれば、終盤に主人公が激高するシーンは映画としては”絵”になるのだが、ほとんど身勝手な逆恨みであって、無意味だ。お陰で不当に収容されたり強制送還されたりしてるような誤解を生じかねない作りになっているのだが、それが監督が意図のようにも思えて疑問を感じる。同時多発テロで取締りが厳しくなったとしても、別に昨日今日の問題ではない。全編リアリティに溢れている描写なのに、なにか残る違和感。

似たような題材の映画にGreen Card (1990) があるけれど、こちらはゆるゆるのメロドラマに徹していた分だけ好感が持てるし、それでも離れなければならない二人(ジェラール・ドパルデューとアンディ・マクダウェル)の不条理さと切なさに同情したものだ。現実離れした展開ながらも本質は間違っていない気がした。

どちらも移民局に引き裂かれる人間関係だが、こうも異なる味付けになるのだと、対比して観るのも面白いかもしれない。

11.14.2009

西川美和監督@シカゴ国際映画祭

2009/10/19

ちょっとばかり忙しい日々が続いている。(良い意味で)気持ちが慌ててるだけかもしれないが。

「ディア・ドクター」がシカゴ国際映画祭で上映され、月曜の夜のながらも満席だった。-来場された西川美和監督は上映後のQ&Aに丁寧に応えていました。

中でも印象的だったのが、キャスティングの件。
名俳優を続々とキャスティングされてる事について-TVやCMで有名な方でも”映画”に出たいという方はいる-俳優の方にアピールするにはまず良い脚本を書くこと。俳優さんへのラブレターだと思って書いている-ということを話していた。この映画のサイドストーリーである短編集「きのうの神さま」が直木賞候補に、前作「ゆれる」の小説版が三島由紀夫賞候補となった背景を知ったような気がした。「映画館の切符のもぎりでも良いから、映画に関わる仕事がしたかった」という西川監督の”映画への愛”のカタチなのかもしれない。

ちなみに西川監督を見出した是枝裕和監督もデビュー作「幻の光」がこのシカゴ国際映画祭でグランプリを受賞、その後の作品も劇場で一般公開されたり、「誰も知らない」が受賞したりと、シカゴでの人気が高い。今年も新作「空気人形」がMain Competitionに出品されていた。西川監督にもシカゴの常連になって欲しいものだ。

「ディア・ドクター」のラストシーンには意見が分かれるところかもしれないが、あれはプロデューサーとの話し合いから生まれたのだと言う。このシーンに代表されるような迷いというか、何かを模索している監督の姿が画面の後ろから伝わってくるような作品だった。そもそもこの作品は、自分はホンモノの映画監督なのだろうか、という居心地の悪さから作ったニセモノの医者の話だという(余貴美子と井川遙が良かった)。御本人が迷う必要もなく西川監督はエッジの効いたホンモノの映画監督であるので、迷いが微塵もない次回作を早く観てみたいと思う。楽しみにしています。


上映前に西川監督を発見、サインをお願いしました。監督「よく私だと分かりましたね」とちょっと驚いた様子でしたが、前作「ゆれる」があまりに衝撃的で(僕の中でここ数年の邦画NO1)、インターネットで監督のインタビューを読み漁ったりしていたのですぐに分かりました。評判通りの美しい方でした。



11.13.2009

そのスピードで 

そのスピードで the brilliant green



1999年の曲だけれども、最近になって、この歌詞と曲の絡み具合いが妙に気になってしまい、改めて聴き直している。ビデオはさりげなく-贅沢に-プラハのストラホフ修道院やカレル橋で撮影。映画「Mission:Impossible」でも使われた場所が出てくる。僕もちょうどこの年の2月にプラハを訪れていたので、懐かしい。


悲しみの翼を転がる光は月の方へ
この胸を映して星屑のように散りばめて壊して
そのスピードで

光のスピードで気まぐれに星を目指して
青白い涙を月並みの言葉で飾って浮かべて
そのスピードで
夢のように気まぐれに星を目指して
青白い涙を月並みの言葉で飾って浮かべて
そのスピードで

11.07.2009

1107 sat.



土曜の夕暮れ。公園の右上に新たに整備された人工芝のグラウンドが見える。多分、サッカー場になるのだろう。

FireCracker YMO

2009/8@東京・夢の島。素晴らしいです。




1980/12@東京武道館



人生で2番目に行ったコンサートがこの武道館公演でした。当時の先行予約って、チケットぴあとか無い時代で、現金書留で代金を送るとしばらく経ってからチケットが返送されてきてました。YMOはアリーナ後方から観たのを覚えています。
御三方が健在で、上のようなライブが(しかも遠く離れてもYouTubeで見れて)嬉しい限りです。上下並べて、同時再生して遊んでみたりして。

11.01.2009

CHICAGO TAIKO LEGACY 予告





The Sixth Annual CHICAGO TAIKO LEGACY

A concert presentation featuring
AMY HOMMA and JASC TSUKASA TAIKO featuring MINYO GRAND MASTER HIDEKO NAKAJIMA with special guests Melody Takata of San Francisco's Gen Ryu, Jason Matsumoto and Ho Etsu Taiko

Sunday, December 27, 2009, 3-5pm FREE
Chicago Cultural Center, Preston Bradley Hall
78 E. Washington Street, Chicago, IL 60602

詳しくは taikolegacy.com まで。

Cadillac Records

キャデラック・レコード Cadillac Records (2008)
Director: Darnell Martin

シカゴの名門ブルース・レーベル、チェス・レコード (Chess Records)を題材にした映画。



伝説のレーベルやブルースミュージシャン達の姿を描いてくれたのは嬉しい事なのだが、邦題にわざわざ"音楽でアメリカを変えた人々の物語"と付け加えたように、良くも悪くも歴史の教科書みたいな作品で、演出も平坦。実話モノなのだが、チェス兄弟の共同経営だったはずなのに、オーナーは一人という設定だったりと、根本的に何かが違ってる空気が終始漂っている。ブルース・ミュージックに精通していれば、もっと気になる誤りにも気づくことだろう。フィクションならフィクションで構わないし、その分盛り上げてくれれば良いのに、妙に白々しかったりもする。それに事実はもっと小説よりも奇なり、だったと思うのだが。

「RAY」(2004)や「Walk the Line」(2005)「Dreamgirls」 (2006)等の音楽伝記モノのヒットの延長で製作されたのだと想像するが、決して悪い作品じゃないし嫌いじゃないのに、どこかディティールの詰めの甘さが残念でならない。もっと傑作になれる要素はあったのにと思える。映画の最後で登場人物が何年にロックの殿堂入りしたかが字幕で出てくるのだが、そんなのに拘っている自体、何か自分とは観点が違うようだと実感した。あぁこのちょっとした違和感は正にクリーブランドのロックの殿堂に行った時に感じたのと同じなのだ。

10.26.2009

さらばSam's


シカゴのワイン&リカーショップの老舗 Sam's Wines & Spiritsが同じく老舗のBinny's Beverage Depotに買収された。どちらも創業1940年代のライバル同士で、僕はいつでもSam's派で品揃えも親切な店員も気に入っていたのでとても残念だ。

数年前にSam'sは創業一家が経営を投資家グループに売却するなど動きが怪しかったので、ちょっと心配してたのだが。10月に入って新聞報道があり、この週末にSam's/Binny'sからお知らせメールが来た。webサイトも姿を消してしまって、Binny'sに転送されるようになってしまった。

Trader Joe'sやWhole Foodsの攻勢だけでなく、最近は近所のスーパーでさえ品揃えが向上してきてるので、わざわざSam'sまで行かなくても・・・というのは確かにあるのだが、広い店内をブラブラ見るのも楽しみだったのに。しばらく前に老舗レコード・CD店が次々と姿を消していった時に感覚が似ている。これも時代の流れとは言え、またシカゴの老舗が減ってしまった。ちょっと寂しいね。

10.25.2009

U2ube + Chicago

YouTubeがU2のカリフォルニア Rose Bowl Stadiumでの公演をライブ配信中で、それを見ながらこれを打っている。画像もなかなか綺麗だ。

シカゴ公演はフットボール・スタジアム、ソルジャーフィールドが会場だった。2日目の9/13に行ったのだが、チケット発売時には360°ステージの全貌が分からなくて、近ければ良いだろうとステージ後方の前の方のチケットを買ったのだが、結局はセンターステージの様なもので、近いんだか遠いんだか微妙な席となってしまった(上部の巨大モニターは高性能で良かった)。

それにしても、この宇宙船をイメージしたセットはもの凄いスケールなのだが、往年のファンとしては、ツアーのたびごとにボノのボーカルの質が落ちてるのが何とも残念で痛々しくもある。今日の公演も声出てないしなぁ。
白旗振ったり、Rattle And Humなんて遠い昔の事だから仕方ないのかもしれないが、でももうU2のライブに出向くかどうかは分からない。20年も前から何度も見たし、ライブ・ビデオ/DVDは全て揃ってるし、こうしてYou Tubeでタダで生中継が見れる時代に、高いチケット代払ってまでガッカリしたくないという気持ちの方が強い。リビングの壁にはRattle And Humのジャケット写真のリトグラフがフレーム入って飾ってあるのだが、ステージセットの凄さじゃなくって、あの頃みたいに歌の気迫でもって魅せて欲しいと思うのだ。

youtube.com/u2

umbrella music festival

サックス奏者の坂田明が11/7と11/8のumbrella music festival に出演するそうだ。7日はJeff Parker,John Herndonらトータスのメンバーとのセッション、8日は「坂田明&ちかもらち」での登場。

詳しくは、
http://www.centerstagechicago.com/festival/umbrellamusicfest.html

昔、渋谷パンテオンでの年越しライブに行ったなぁ。山下洋輔の大晦日ライブを観てからハシゴしたんだっけ。懐かしいな。

10.24.2009

Lost in Translation

ちょっとイベント続きだったので、この週末は特に予定を入れていない。今日はあえてゴロゴロする事に徹していた。明日は、月末の支払いや青木さん関係の作業等を頑張ってこなすつもり。

夜は久し振りに「Lost in Translation」を観た。相変わらず好きな映画なんだけど、ラストシーンで何を言っているのか、やっぱり上手く想像できない。それだけ僕が女心が分からないからだろうか。それにしてもラストシーンの台詞が分からない映画って、他にもあるだろうか。

日本盤のサントラやDVDのパッケージに使われている写真が好き。これの大きいポスターがあればいいにのに。欲しい。(渋谷で傘をさしてるデザインのポスターは持っている)



グラフィックデザイナー、Corey Holms氏のwebサイトに、実際には使われなかったと思われるポスターを見つけた。これもなかなか良い。
http://www.coreyholms.com/portfolio/project.php?id=39

10.23.2009

Trio WAZ @ YouTube

Trio WAZ at the Velvet Lounge 10/3/09
先日の演奏がYouTubeに載っていた。



次回のWAZは 12/4だそうです。楽しみ。

10.03.2009

Trio WAZ

10/03 Trio WAZ @ The Velvet Lounge



先週の華やかな THE MIYUMI PROJECTとはちょっと違って、今週は青木さんのアングラ系ジャズ・トリオ。渋いです。次回は12/4とか。 Trio WAZ: Wilkerson, Aoki, Zerang

10.02.2009

シカゴ国際映画祭(予)

来週からシカゴ国際映画祭が始まる(10/8-22)。

今年の邦画は、是枝監督の「空気人形」、Sabu監督の「蟹工船」、そして西川美和監督の「ディア・ドクター」。
デビュー作「幻の光」が当映画祭でグランプリを受賞している是枝監督の「空気人形」はMain Competitionへの出品、SABU監督は以前"SABU監督特集"が組まれたほどシカゴで人気だし、僕の中でここ数年の邦画NO1である「ゆれる」の西川監督が今回シカゴに来るとの事なので、この上ないラインナップだと思う。ただ邦画の上映が日程の終盤に集中していている上に、西川監督の「ディア・ドクター」は月・火のみ。なんとか行けると良いのだが。

他の国の映画もいろいろと上映されるので色々と調べてみたいところ。あと、10/08のオープニングではユマ・サーマン新作上映で来場、翌日10/09には今更ながらアメリカで11月公開の「レッドクリフ」の上映があり、ジョン・ウー監督が来場するそうだ。

空気人形」 Air Doll
是枝裕和 125 minutes

Oct 17, 2009 3:30pm
Oct 18, 2009 5:30pm
Oct 19, 2009 3:00pm

蟹工船」Kanikosen
Sabu 109 minutes

Oct 18, 2009 8:15pm
Oct 19, 2009 6:00pm
Oct 20, 2009 3:30pm

ディア・ドクター」Dear Doctor
西川美和 127 minutes

Oct 19, 2009 7:45pm Director Miwa Nishikawa scheduled to attend
Oct 20, 2009 5:30pm Director Miwa Nishikawa scheduled to attend

Chicago International Film Festival
http://www.chicagofilmfestival.com

10.01.2009

HD DVR

今週は忙しくて、あっという間に過ぎていく。。

ウチのケーブルテレビ(Comcast)は、アパートのビル全体で一括契約しており、あまり自由がきなないプランだったので長年放置していたのだけど、プロジェクターを安価ながらも新調したのを機に、HDチャンネル+録画できるDVRにアップグレードを試みることにした。

途方もない回数の電話&らちのあかないチャット・サポート、テクニシャンが2回・計3人がかりで作業して、自らケーブルボックスの交換に出向くことも1回と、一段落するまでが(予想通り)面倒だったけれど、それでも希望していた状態にようやく落ち着いた。やはりビル一括契約がネックになっていたようだ。でも10月分からの請求書が間違っている予感がするので、ちょっと心配。

DVRは最初傷だらけの古い型(HDMIナシ)のを持ってきたので、サービスセンターで交換にしてもらったのがDCH3416、さらに新型のDCX3400が出回り始めているらしいのだが、それは品切れだった。こういうのを、わざわざ出向いたり、自分で情報収集したり、文句言わないと交換してくれないのがcomcastらしいというか、アメリカらしい不親切なところだ。黙っていると、これまでウチがそうだったようにアンティーク級の機種のまま使い続けることになる。

いやー(当り前だけど)綺麗に見れるようになりました。ようやく今の時代になったと言うか、世間並みになったというか、今まで何故か使えてなかったON DEMANDも出来るようになったのも便利。これから到来するシカゴの冬をこれで迎え撃つ感じです(近年、雪の日も増えたしね)。もともとウチは映画を除いては、TVよりインターネット派なので、宝の持ち腐れにならないように気をつけなれば。

プロジェクターは720Pの廉価タイプ(しかも旧型)だけれども、それでもいいです。数千ドルの大型液晶は買えないので半ば負け惜しみなんだけど、プロジェクターは映画館っぽくて好きです。

9.30.2009

続 Mchenry Outdoor Theatre

09/09/26
前週に続き Mchenry Outdoor Theatreへ。
シーズンオフに入る前の特集、ジョン・ベルーシ二本立て「ブルースブラザーズ」&「アニマルハウス」を観る為だ。
餓鬼の頃からセリフを覚えるほど繰り返し見ているワケだが、それは他の人も同様なのだろう。ベルーシが好きな連中で沢山の観客/車が訪れていた。しかも世の中にはモノ好きが予想を上回るほど居て、カーステレオからサントラ鳴らしてるのなんて序の口、トーガ・パーティの格好をして歩き回っている集団や、自前の"ブルース・モービル"で観に来ているカップル、誕生パーティをしている中年集団など場内はお祭り気分で満ち溢れていたのであった。

今年行くドライブイン・シアターもこれが最後だろうか。来年もまた色々なドライブイン・シアターに足を運びたいものだ。通常の子供向けの中心の映画だけでなく、いつもこういう企画があれば嬉しいのだけれど。

ブルース・モービルも登場。
この人達は普段からこれを乗り回しているのだろうか・・・




9.29.2009

All Around The World - OASIS




It's a bit early in the midnight hour for me
To go through all the things that I want to be
I don't believe in everything I see
Y'know I'm blind so why d'you disagree?

9.28.2009

Drive-In Theatre にて



MIYUMI @ HYDE PARK

09/09/26
TATSU AOKI - THE MIYUMI PROJECT @ HYDE PARK JAZZ FESTIVAL 2009



会場はシカゴ大学 The Oriental Instituteのホール。
着いてみたらほぼ満席状態。今回は演奏はいつも以上に素晴らしく、お客さんのウケも非常に良くて、イベントは大成功だったのではないだろうか。

そうそう、MIYUMI PROJECT専用のwebサイトも作りました。
http://miyumiproject.com

9.26.2009

Evanston SPACE

2009/09/25
John Coltrane Birthday Tribute - Ari Brown, John Brumbach @ Evanston SPACE (1245 Chicago Avenue, Evanston, Illinois 60202)
http://www.evanstonspace.com

John Brumbach に会うのは本当に久し振りで、すっかりご無沙汰してしまっていた。あまりに久し振りだったので、彼はちょっと驚いた後で、顔をくしゃくしゃにして笑顔でハグしてくれた。

この SPACE という店Society for the Preservation of Art & Culture in Evanston の略だそうで、昨年春にオープンしたジャズ・ブルースに限らないライブハウスのようだが、洒落たインテリアのピザ屋の奥にあるので、その存在はまったく知らなかった。聞けばブルース・ギタリストのDave Specterらがオーナなのだそうだ。

そんな店の説明をセットの合間に知り合い(というか僕の歯医者)に教えてもらっていたら、丁度そこにDave Specter本人が現れ、店の奥にあるスタジオに案内してくれた(僕の歯医者がDave Specterの兄弟と一緒にバンドをやっているというつながり)。
その”店の奥”、最新機材を揃えたレコーディング・スタジオ+メンバー・ラウンジがあまりに豪華で広くて驚いた。内装も高価な匂いがプンプンしていた。僕が普段顔を出すような、アングラな小屋とはまるで世界が違うようだった。

9.23.2009

DAY 5000

09/09/23
このページの下などに貼っているJavaScriptによると、自分の「webサイト」を始めて今日で5,000日目になりました。区切りの良い日数であるのは確かだけれど、どうも5,000日っていうのはあまりピンと来ない。なんかムダに長い気もする。開設したのが1996/01/15と、Yahoo! JAPANのオープン(1996/4/1)よりも早いのに、まるで世の中の役には立っていないし。淡々とネット動向の記録でもつけておけば、学術的記録も出来たかもしれないのに。

折角の節目を迎えたので、ちょっと「web日記」を復活してみようかと思います。更新に便利そうなので、ブログの編集機能を使ってますが、コメント欄とかないです。ごめんなさい。勿論、メールは頂けると嬉しいです!よろしくお願いします。 
2112 [a] kzy.com

9.19.2009

Mchenry Outdoor Theatre

Mchenry Outdoor Theatre  (815) 385-0144
1510 Chapel Hill Road, McHenry IL, 60050
http://www.cyouatthemovies.com/home.html

ウィスコンシン州との境に近いドライブイン・シアター。ここに来たのは2度目。日没の上映開始ギリギリに着いたので写真を撮る余裕はなく、売店でチーズバーガーを買ったりしていたら、予告篇が始まった。

ここのドライブイン・シアターの特徴はFM音声と共に、車ごとに設置されているポータブル・スピーカーが健在なこと。これまでにいくつかものドライブイン・シアターを訪れているが、このポータブル・スピーカーが現役なのはここだけだ。実際にはFM音声をカーステレオで聴いた方が音は良いのだが、スピーカーがあると、場内の雰囲気がぐっと良くなるものだ。

冬の間ずっと閉まってしまうのを控えて、既に週末(金・土)だけの上映だが8月末からフィナーレとして名画特番をやっている。今週は"古典SF特集"という感じで「大アマゾンの半魚人」Creature from the Black Lagoon (1954)と「ボディスナッチャー 恐怖の街」Invasion of the Body Snatchers (1956)の2本立ての予定だったのだが、半漁人の方のフィルムに問題があったらしく、ボディスナッチャーだけの上映となった。お陰で入場料は一人$2.00<あまりに安い!もっとちゃんと払うから潰れずに続けて欲しいとすら思う。天気にも恵まれて、星空が広がっているのが、スクリーンを観ながらでも分かるほどだった。



原作はジャック・フィニーの「盗まれた街」。最近ではニコール・キッドマン主演など、今までに4回映画化されている。

来週(9/25-26)は"John Belushi特集"で「アニマルハウス」「ブルースブラザーズ」、シーズンオフ前の最終週にあたる再来週(10/2-3)は"Classic Car特集"で「アメリカングラフィティ」「ブリット」を上映予定。

9.18.2009

Drive-In Theatre リスト

シカゴ周辺を中心に、ドライブイン・シアターのリスト

Mchenry Outdoor Theatre  (815) 385-0144
1510 Chapel Hill Road, McHenry IL, 60050
http://www.cyouatthemovies.com/home.html

Cascade Outdoor Theatre
West Chicago, IL 60185
http://www.cascadedrivein.com

Keno Outdoor Theatre
Pleasant Prairie, WI 53158
http://www.kenodrivein.net

49ER Drive-In Theatre
Valparaiso, IN 46383
http://www.49erdrivein.com

34 Drive In Theatre
 Earlville, IL 60518
http://www.rt34drivein.com 

関連サイト
USA TODAY - Places to cuddle at the drive-in
  1. Brazos Drive-in / Granbury, Texas
  2. Movie Manor Motor Inn, Star Drive-in / Monte Vista, Colo.
  3. Rodeo Drive-in / Port Orchard, Wash.
  4. Silvermoon Drive-in / Lakeland, Fla.
  5. 66 Drive-in / Carthage, Mo.
  6. Hull's Drive-in / Lexington, Va.
  7. Capri Drive-in / Coldwater, Mich.
  8. Becky's Drive-in / Berlinsville, Pa.
  9. Skyline Drive-in / Barstow, Calif.
  10. 49er Drive-in / Valparaiso, Ind.

googlemap


View Drive-In Theatres in a larger map

9.15.2009

Still Walking

土曜日に、是枝裕和監督の「歩いても 歩いても」 をMisic Boxに観に行った。評判通りの傑作だった。
是枝作品は人の優しさ、切なさ、心の闇が同居しているので、油断してると不意打ちをくらって、クラクラしてしまう。

僕が是枝監督を知ったのはシカゴで上映されていた「ワンダフルライフ」(1999)から。地元紙は高いレビュー載せていたし、レンタルビデオ店にはシカゴ国際映画祭でグランプリ受賞したデビュー作「幻の光」(1995)が既に並んでいた。カンヌ受賞で「誰も知らない」(2004)が日本で話題になるよりもずっと前の事だ。

海外での評価が高い是枝監督作品だが「シカゴ受け」の良い監督さんだと思う。個人的な印象では、SABU監督や黒沢清監督もシカゴでの人気が高い監督さんだ。

「歩いても歩いても」は、どこにでもありそうな家族の風景が凝縮されてるんだけど、結構グサグサ刺さるように怖い。さらにネジが飛んで一線を越えてしまうと「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」や「逆噴射家族」みたいになるのかもしれないけれど、そんな事はせずに普通のまま、小津映画のままで過ぎていくのが、切なくて辛辣なところ。ラストは監督の優しさの表れだろうか、あれがあるお陰で全体が優しいベールで包まれた気がする。

今年のシカゴ国際映画祭では、是枝監督の最新作「空気人形」が上映される予定なので、とても楽しみだ。

9.14.2009

(新)

まるで転校生になったような心境。

9.12.2009

roadtrip

あの旅に出発した日から、ちょうど一年が経った。




kzy2112.blogspot.com - roadtrip08

旅の記録、旅の記憶。
1年前(2008/9/12-11/13)、ルート66、西海岸などを中心に63日間をかけてアメリカを一周してきました。走行距離は計 11,705マイル=約19,000km。
膨大な量となった旅の写真を気ままに整理していく旅ブログの更新を続けています。もしよかったら覗いてやって下さい。

9.09.2009

The Beatles Mono Box Set

ザ・ビートルズ・モノ・ボックスが発売日にAmazonから届いた。

発表直後に流れた「US限定10,000セット!」にまんまと釣られて、慌てて予約した。アメリカで1万セットだけなんて有り得ないと半信半疑だったのだが、妻にしてみれば「需要なんて、そんなものなんじゃないの?」との声。いやいや結局、予約で1万セットなんて軽くオーバー、ホリデーシーズンも控えて増産される事になったようで、慌てた自分としては軽い詐欺にあった気分-実際にはナンバリングされた限定リトグラフ/小ポスターが付いたセットがあり、まったくのデマではなかったのだが。でも早速聴いてみて、やはりこれは踊らされて買っておいて良かったと一人で納得していた次第(最初に聴いたのは、やっぱりRubber Soulだった)。

ステレオ・ボックスに関しては、往年のへんてこステレオのリマスターだけではなく、リミックス盤も作って同時収録するべきじゃないかと思うのだが、いかがだろうか?きっと、いつの日にか全アルバム・リミックス盤が登場してひと稼ぎするんだろうけれど。 旧盤で全て揃えているのでステレオ・ボックスまでは手が出ないが、ステレオ・リマスター盤はバラ売りされてるので「ホワイト・アルバム」は聴いてみたいと思っている。