Ascenseur pour I'Echafaud
Director: Louis Malle (1958)
久し振りに「死刑台のエレベーター」をDVDで観た。僕は映画音楽を通して、いろいろな音楽を聞きはじめる様になったのだが、Miles Davisも即興ジャズも、この作品のサントラがきっかけだった。
音楽だけでなく、コート姿のジャンヌ・モローは美しいし、300SLガルウィングやジタンの煙草といったアイテムにも憧れたものだった。
さて、50年以上も経過した作品なので、古めかしい部分もあるのだが、やはりこの映画はクールだ。そして「穴」(1959)のように"あっ"という感じでラストを迎える。こういう切れ味の良いラストを迎える映画って、最近は少ない。