6.30.2010

水無月

6月後半の大事件は、シカゴ・ジャズの重鎮、フレッド・アンダーソンの死。急な入院、続いた昏睡状態、死去、そしてお葬式。この件はいつかまた改めて。

右往左往(あたふた)している間に終わった、というのが2010年の6月。振り返ってみると、プライベートでも仕事でも実に沢山の出来事があったのだが、少し距離を置いてみるとあまり書こうという気になれない。偉大な人の死について考える最中において、日々の些細な出来事とか、アウトレットに買い物に行ったとか、そんな事はどうでもいいのだ。

ある人の短くとも素敵な文章を読んで(自分にはこうは書けないと)劣等感を感じ、誰かの下らない"つぶやき"の大群に(こうはなりたくないと)嫌悪感を感じ、そのハザマで何も書けなかったりした。所詮 web日記なんて自己満足の世界なのに。

++観た映画++

海角7号 (Cape No.7)
2008年の台湾映画。本国での記録的なヒットの後で日本でも公開されている。軽い雰囲気の映画ながら、日本と台湾の長い歴史の事も含めて、色々と考えさせられた。中国語、台湾語、すべて分かると、もっと面白いんだろうな。

RUSH: Beyond the Lighted Stage
Sam Dunn / Scot McFadyen (2010)
カルト的な人気を誇るカナダのロックバンドRUSHのドキュメンタリー映画。DVD発売前に一日だけ劇場で上映された。ファンにはたまらない逸話などが多いが、ライブ映像は少なめ<もっとも、ライブDVDは沢山発売されているので、気にならないが。
rushbeyondthelightedstage.com

The Hangover
Todd Phillips (2009)
面白いから絶対観ろよ、と言われていたのだが、ようやく観た。面白かったから、翌日もまた観た。ひさびさに思い出しただけでも笑える馬鹿映画。

6.28.2010

MOLESKINE 18ヶ月手帳



巷の話題の中心はiPhone 4 ですが、なんとなくPDAとは無縁の生活を送っています。

そんな僕の所に今年も助っ人が届きました。MOLESKINE 2010-2011 18 Month Weekly Calendarです。ハードカバーのポケット・サイズで、見開きの左側に週間スケジュール、右側がノートというごく普通のデザイン。月間スケジュールも付いていて、今回からブロック型になりました。カレンダーがどれも月曜始まりというのが個人的にはツボです。

モレスキンの「18ヶ月」というのは、今年7月から来年12月分まで。現在使ってるのも今年の12月まであるので、慌てて7月の最初から新しい手帳を使う必要はなく、好きな時に心機一転できます(元来は夏で学年が変わる学校向けなのかもしれないけどね)。ちなみに、昨年は転職した9月から使い始めました。
余裕をもって先のスケジュールが書き込めるとか、この6ヶ月分ダブっている所が特に気に入っているのですが、これがどんなに便利なことか説明しようとしても、妻は納得がいかない感じでしたので、ここでもあまり力説しないようにします。

会社や家ではどうしてもPCにべったり。時には、通勤中などで、あれこれ考えながら手書きで書くのも良いかな、とも思います。そうそう、amazonで $10.17 でした。


PS: モレスキンは、一番薄いノートタイプ(カバーがカラフルなやつ)も使っています。その時々で抱えたプロジェクトの専用メモにしたり、ただカバンに予備で入れているだけでも何かと便利です。 例:憧れの女性映画監督に遭遇した際にサインを頂いたりとか → 西川美和監督 


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