シカゴのワイン&リカーショップの老舗 Sam's Wines & Spiritsが同じく老舗のBinny's Beverage Depotに買収された。どちらも創業1940年代のライバル同士で、僕はいつでもSam's派で品揃えも親切な店員も気に入っていたのでとても残念だ。
数年前にSam'sは創業一家が経営を投資家グループに売却するなど動きが怪しかったので、ちょっと心配してたのだが。10月に入って新聞報道があり、この週末にSam's/Binny'sからお知らせメールが来た。webサイトも姿を消してしまって、Binny'sに転送されるようになってしまった。
Trader Joe'sやWhole Foodsの攻勢だけでなく、最近は近所のスーパーでさえ品揃えが向上してきてるので、わざわざSam'sまで行かなくても・・・というのは確かにあるのだが、広い店内をブラブラ見るのも楽しみだったのに。しばらく前に老舗レコード・CD店が次々と姿を消していった時に感覚が似ている。これも時代の流れとは言え、またシカゴの老舗が減ってしまった。ちょっと寂しいね。