1.24.2010

おくりびと

Departures
監督 滝田洋二郎 (2008)

先週末にゴールデングローブ賞も発表され、アカデミー賞も気になり始めたところで、思い出したように、昨年の外国語映画賞を受賞した「おくりびと」をようやく観た。



これまでアカデミー賞を受賞したりノミネートされた日本映画といえば時代劇だったので、正直言って授賞式をTVで観てた時は、まさか受賞するとは思わなかった。さらに「スラムドッグ$ミリオネア」が作品賞を取るとも思わなかったので(これも映画の出来栄えに関係なく傾向から)、ハリウッドも変わってきたのかなぁと興味深かったのが昨年のアカデミー賞。

公開から時間が経っているので、沢山のレビューや感想を目にしてきた。(物足りなさも含めて)いろいろな批評もあるようだが、普遍的な要素+わかりやすさが、柔らかくこの映画の中に流れ作用して、結果として海外でも認められた事は素直に快挙と思いたい。

「旨いんだなぁ・・・困ったことに」。山崎努が出てる事もあって、伊丹十三 監督の「お葬式」1984年と当然比べてしまう。その辺りの事も含めて脚本の小山薫堂氏のインタビューが興味深かった。

映画初脚本の小山薫堂氏が語る「おくりびと」
http://eiga.com/movie/53337/special/