1.11.2010

AVATAR

AVATAR
Director: James Cameron (2009)

今年劇場で観た最初の映画がこれ(1/5)。同僚達とIMAX 3Dに行ってきました。本当は年末に行こうとしたのだけどSOLD OUT状態だったので年明けに繰り越しになったのだ。
周囲でも本当に人気で、これほど人々に「劇場で観なきゃ(しかもIMAX 3Dで!)」と言わしめた映画って近年あっただろうか(マイケルのTHIS IS ITも人気だったけど)なんて思っている。驚異的なペースで興行収入記録を塗り替えているのも頷ける。

どちらかと言うと「映像体験」しているという感じで、映画史に残る”イベント”に立ち会っているんだなぁと思いながら観ていた(ストーリーが薄いのもあるけど)。実は昨年8月21日に"Avatar Day"という約15分間の3D上映があって、その世界観がどんなものか、その一端は知ってはいたのだけれど、あの「ワォ」の状態が3時間持続出来るとは、予想以上だった。

もうジョージルーカスは期待に応えるような作品を作ってはくれないけれど、キャメロン監督にはまだまだこの先も期待出来そうだ。

なおFOXのサイトから脚本がダウンロード出来る。




その昔、SONYがNYマンハッタンでシネコンを新装したのが1994年11月、この時にアメリカ初めて商業ベースのIMAX 3D上映館がオープンしている。ケーブルテレビやレンタルビデオの普及で映画館に足を運ぶ人が減ると予想しつつ「家庭では体験出来ないような、新たな映像体験を提供しなければいけない」「IMAX 3Dのソフト充実にも力を入れるのだ」と意気込んでいた(当時の記事)。

この話がずっと頭の片隅にあって、その後キャメロン監督のIMAX 3Dドキュメンタリーが数本続いたり、3D映画の可能性について彼が力説し続けていたので、なんとなく僕の頭の中では<SONY: IMAX :キャメロン>が連携プレーをしているのだと勝手に思っていたのだけど、この映画の配給はSony Picturesじゃなくって、Titanicと同じ20世紀フォックス。実際にAVATARの撮影に使われた3D撮影用のHDカメラは、日本に飛んだキャメロン達のじきじきのリクエストでSONYハンディカムの技術者が開発したものなので、あながち僕の印象は間違えではないと思うのだけれど・・・3D家電でAVATARと共同プロモーションを行うのはパナソニックなのだそうだ。