11.19.2009
3 Big Guys + 1
Three Big Guys Plus One
Jeff Parker, Francis Wong, Elliot Humberto Kavee, Tatsu Aoki
Asian Improv Records AIR0078
まず、Jeff, Francis, Tatsuのトリオで音源を録って、それにdrumsのElliotが音を入れて作られたらしい。後からプラス1なので"3 Big Guys + 1"というタイトルになっているようだ。青木さんがJeff Parker、David PavkovicとやっていたTricolorの時期(99-01)に録音されたのが元になっているそうだ。個人的にですね、コレかなーり気に入りました。最近ほぼ同時に出た青木さんの新譜3枚のうちのひとつです。
11.15.2009
1108-1115
11/08 Sun
Umbrella Music Festival 「坂田明&ちかもらち」
その迫力を見せつけてました。100人弱収容のベルモントの西の小屋に、まるで道場破りに来たような感じで。このライブの事は後日追記しよう。
11/09 Mon
CAPITALISM:A LOVE STORY キャピタリズム マネーは踊る
Director: Michael Moore
ちょっと長かったけど、楽しんだ。金融業界に長く居たので、その方面では僕にとって目新しい話は少なかったけれど、エアラインのパイロットは薄給で、年収わずか$17,000でフードスタンプを貰ってる人も居るとか、そういう話は面白かった。あまりに薄給なので、みな副業してて、それもコーヒーショップの店員とかだったりするらしい。そういう状態のパイロットに命預けてるんだよね。
11/10 Tue
日本から八ッ橋が届く。美味しい。
11/11 Wed
UTADAがシカゴに来るんだってさーと話したら、会社の皆が行くというので、先行予約でチケットをまとめ買いした。公演は来年の2/2。
11/13 Fri
13日の金曜日だったが、特に何も起こらず。同僚と安い寿司を食べて帰った。今週も一週間早かったな。
11/14 Sat
THE 14th ANNUAL CHICAGO ASIAN AMERICAN JAZZ FESTIVAL
Jeff Parker, Francis Wong, Tatsu Aokiという今までありそうで無かったトリオ編成。
もう14年目なんだ。来年は盛大に15周年をやるのだろうか。青木さん、今年もお疲れ様でした。
11/15 Sun
今週も早起きして洗濯。7時過ぎなら余裕だけど、その後になると大混雑となる…それを横目に早めに終わらせて、ちょっとした優越感を味わう。デジカメ or ポメラ or NetBook・・・物欲が・・・ちょっと欲しいけど迷う。
夜はJeff BeckのライブDVD "Performing This Week: Live at Ronnie Scott's"を観た。
*ルート66の名物アーティスト ボブ・ウォルドマイヤーさん(Bob Waldmire) が癌で残り少ない命だと報じられている。来週末(11/22)、Springfieldで最後の個展を開くらしいが、それまで持つかどうかも分からないのだそうだ。
Route 66 artist's life coming to an end
End of road nears for Route 66 King dying of cancer
*頼まれてる記事の締切りが10日早まった・・・やらなきゃいかんなぁ。
Umbrella Music Festival 「坂田明&ちかもらち」
その迫力を見せつけてました。100人弱収容のベルモントの西の小屋に、まるで道場破りに来たような感じで。このライブの事は後日追記しよう。
11/09 Mon
CAPITALISM:A LOVE STORY キャピタリズム マネーは踊る
Director: Michael Moore
ちょっと長かったけど、楽しんだ。金融業界に長く居たので、その方面では僕にとって目新しい話は少なかったけれど、エアラインのパイロットは薄給で、年収わずか$17,000でフードスタンプを貰ってる人も居るとか、そういう話は面白かった。あまりに薄給なので、みな副業してて、それもコーヒーショップの店員とかだったりするらしい。そういう状態のパイロットに命預けてるんだよね。
11/10 Tue
日本から八ッ橋が届く。美味しい。
11/11 Wed
UTADAがシカゴに来るんだってさーと話したら、会社の皆が行くというので、先行予約でチケットをまとめ買いした。公演は来年の2/2。
11/13 Fri
13日の金曜日だったが、特に何も起こらず。同僚と安い寿司を食べて帰った。今週も一週間早かったな。
11/14 Sat
THE 14th ANNUAL CHICAGO ASIAN AMERICAN JAZZ FESTIVAL
Jeff Parker, Francis Wong, Tatsu Aokiという今までありそうで無かったトリオ編成。
もう14年目なんだ。来年は盛大に15周年をやるのだろうか。青木さん、今年もお疲れ様でした。
11/15 Sun
今週も早起きして洗濯。7時過ぎなら余裕だけど、その後になると大混雑となる…それを横目に早めに終わらせて、ちょっとした優越感を味わう。デジカメ or ポメラ or NetBook・・・物欲が・・・ちょっと欲しいけど迷う。
夜はJeff BeckのライブDVD "Performing This Week: Live at Ronnie Scott's"を観た。
*ルート66の名物アーティスト ボブ・ウォルドマイヤーさん(Bob Waldmire) が癌で残り少ない命だと報じられている。来週末(11/22)、Springfieldで最後の個展を開くらしいが、それまで持つかどうかも分からないのだそうだ。
Route 66 artist's life coming to an end
End of road nears for Route 66 King dying of cancer
*頼まれてる記事の締切りが10日早まった・・・やらなきゃいかんなぁ。
ラベル:
d List
The Visitor
扉をたたく人 The Visitor (2007)
Director: Thomas McCarthy
Richard Jenkinsが今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネート。
中身は予告篇に凝縮されており(まるでダイジェスト版)、予告篇を観てしまうと本編を見なくてもいいような気がする。
労働ビザの問題を抱えて残念ながら帰国してしまった友人がいたり、自分自身も数多くの手続きを経てきた移民の一人として言わせてもらえれば、終盤に主人公が激高するシーンは映画としては”絵”になるのだが、ほとんど身勝手な逆恨みであって、無意味だ。お陰で不当に収容されたり強制送還されたりしてるような誤解を生じかねない作りになっているのだが、それが監督が意図のようにも思えて疑問を感じる。同時多発テロで取締りが厳しくなったとしても、別に昨日今日の問題ではない。全編リアリティに溢れている描写なのに、なにか残る違和感。
似たような題材の映画にGreen Card (1990) があるけれど、こちらはゆるゆるのメロドラマに徹していた分だけ好感が持てるし、それでも離れなければならない二人(ジェラール・ドパルデューとアンディ・マクダウェル)の不条理さと切なさに同情したものだ。現実離れした展開ながらも本質は間違っていない気がした。
どちらも移民局に引き裂かれる人間関係だが、こうも異なる味付けになるのだと、対比して観るのも面白いかもしれない。
Director: Thomas McCarthy
Richard Jenkinsが今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネート。
中身は予告篇に凝縮されており(まるでダイジェスト版)、予告篇を観てしまうと本編を見なくてもいいような気がする。
労働ビザの問題を抱えて残念ながら帰国してしまった友人がいたり、自分自身も数多くの手続きを経てきた移民の一人として言わせてもらえれば、終盤に主人公が激高するシーンは映画としては”絵”になるのだが、ほとんど身勝手な逆恨みであって、無意味だ。お陰で不当に収容されたり強制送還されたりしてるような誤解を生じかねない作りになっているのだが、それが監督が意図のようにも思えて疑問を感じる。同時多発テロで取締りが厳しくなったとしても、別に昨日今日の問題ではない。全編リアリティに溢れている描写なのに、なにか残る違和感。
似たような題材の映画にGreen Card (1990) があるけれど、こちらはゆるゆるのメロドラマに徹していた分だけ好感が持てるし、それでも離れなければならない二人(ジェラール・ドパルデューとアンディ・マクダウェル)の不条理さと切なさに同情したものだ。現実離れした展開ながらも本質は間違っていない気がした。
どちらも移民局に引き裂かれる人間関係だが、こうも異なる味付けになるのだと、対比して観るのも面白いかもしれない。
ラベル:
映画
11.14.2009
西川美和監督@シカゴ国際映画祭
2009/10/19
ちょっとばかり忙しい日々が続いている。(良い意味で)気持ちが慌ててるだけかもしれないが。
「ディア・ドクター」がシカゴ国際映画祭で上映され、月曜の夜のながらも満席だった。-来場された西川美和監督は上映後のQ&Aに丁寧に応えていました。
中でも印象的だったのが、キャスティングの件。
名俳優を続々とキャスティングされてる事について-TVやCMで有名な方でも”映画”に出たいという方はいる-俳優の方にアピールするにはまず良い脚本を書くこと。俳優さんへのラブレターだと思って書いている-ということを話していた。この映画のサイドストーリーである短編集「きのうの神さま」が直木賞候補に、前作「ゆれる」の小説版が三島由紀夫賞候補となった背景を知ったような気がした。「映画館の切符のもぎりでも良いから、映画に関わる仕事がしたかった」という西川監督の”映画への愛”のカタチなのかもしれない。
ちなみに西川監督を見出した是枝裕和監督もデビュー作「幻の光」がこのシカゴ国際映画祭でグランプリを受賞、その後の作品も劇場で一般公開されたり、「誰も知らない」が受賞したりと、シカゴでの人気が高い。今年も新作「空気人形」がMain Competitionに出品されていた。西川監督にもシカゴの常連になって欲しいものだ。
「ディア・ドクター」のラストシーンには意見が分かれるところかもしれないが、あれはプロデューサーとの話し合いから生まれたのだと言う。このシーンに代表されるような迷いというか、何かを模索している監督の姿が画面の後ろから伝わってくるような作品だった。そもそもこの作品は、自分はホンモノの映画監督なのだろうか、という居心地の悪さから作ったニセモノの医者の話だという(余貴美子と井川遙が良かった)。御本人が迷う必要もなく西川監督はエッジの効いたホンモノの映画監督であるので、迷いが微塵もない次回作を早く観てみたいと思う。楽しみにしています。
上映前に西川監督を発見、サインをお願いしました。監督「よく私だと分かりましたね」とちょっと驚いた様子でしたが、前作「ゆれる」があまりに衝撃的で(僕の中でここ数年の邦画NO1)、インターネットで監督のインタビューを読み漁ったりしていたのですぐに分かりました。評判通りの美しい方でした。
ちょっとばかり忙しい日々が続いている。(良い意味で)気持ちが慌ててるだけかもしれないが。
「ディア・ドクター」がシカゴ国際映画祭で上映され、月曜の夜のながらも満席だった。-来場された西川美和監督は上映後のQ&Aに丁寧に応えていました。
中でも印象的だったのが、キャスティングの件。
名俳優を続々とキャスティングされてる事について-TVやCMで有名な方でも”映画”に出たいという方はいる-俳優の方にアピールするにはまず良い脚本を書くこと。俳優さんへのラブレターだと思って書いている-ということを話していた。この映画のサイドストーリーである短編集「きのうの神さま」が直木賞候補に、前作「ゆれる」の小説版が三島由紀夫賞候補となった背景を知ったような気がした。「映画館の切符のもぎりでも良いから、映画に関わる仕事がしたかった」という西川監督の”映画への愛”のカタチなのかもしれない。
ちなみに西川監督を見出した是枝裕和監督もデビュー作「幻の光」がこのシカゴ国際映画祭でグランプリを受賞、その後の作品も劇場で一般公開されたり、「誰も知らない」が受賞したりと、シカゴでの人気が高い。今年も新作「空気人形」がMain Competitionに出品されていた。西川監督にもシカゴの常連になって欲しいものだ。
「ディア・ドクター」のラストシーンには意見が分かれるところかもしれないが、あれはプロデューサーとの話し合いから生まれたのだと言う。このシーンに代表されるような迷いというか、何かを模索している監督の姿が画面の後ろから伝わってくるような作品だった。そもそもこの作品は、自分はホンモノの映画監督なのだろうか、という居心地の悪さから作ったニセモノの医者の話だという(余貴美子と井川遙が良かった)。御本人が迷う必要もなく西川監督はエッジの効いたホンモノの映画監督であるので、迷いが微塵もない次回作を早く観てみたいと思う。楽しみにしています。
上映前に西川監督を発見、サインをお願いしました。監督「よく私だと分かりましたね」とちょっと驚いた様子でしたが、前作「ゆれる」があまりに衝撃的で(僕の中でここ数年の邦画NO1)、インターネットで監督のインタビューを読み漁ったりしていたのですぐに分かりました。評判通りの美しい方でした。
ラベル:
映画
11.13.2009
そのスピードで
そのスピードで the brilliant green
1999年の曲だけれども、最近になって、この歌詞と曲の絡み具合いが妙に気になってしまい、改めて聴き直している。ビデオはさりげなく-贅沢に-プラハのストラホフ修道院やカレル橋で撮影。映画「Mission:Impossible」でも使われた場所が出てくる。僕もちょうどこの年の2月にプラハを訪れていたので、懐かしい。
悲しみの翼を転がる光は月の方へ
この胸を映して星屑のように散りばめて壊して
そのスピードで
光のスピードで気まぐれに星を目指して
青白い涙を月並みの言葉で飾って浮かべて
そのスピードで
夢のように気まぐれに星を目指して
青白い涙を月並みの言葉で飾って浮かべて
そのスピードで
1999年の曲だけれども、最近になって、この歌詞と曲の絡み具合いが妙に気になってしまい、改めて聴き直している。ビデオはさりげなく-贅沢に-プラハのストラホフ修道院やカレル橋で撮影。映画「Mission:Impossible」でも使われた場所が出てくる。僕もちょうどこの年の2月にプラハを訪れていたので、懐かしい。
悲しみの翼を転がる光は月の方へ
この胸を映して星屑のように散りばめて壊して
そのスピードで
光のスピードで気まぐれに星を目指して
青白い涙を月並みの言葉で飾って浮かべて
そのスピードで
夢のように気まぐれに星を目指して
青白い涙を月並みの言葉で飾って浮かべて
そのスピードで
ラベル:
音楽
11.07.2009
FireCracker YMO
2009/8@東京・夢の島。素晴らしいです。
1980/12@東京武道館
人生で2番目に行ったコンサートがこの武道館公演でした。当時の先行予約って、チケットぴあとか無い時代で、現金書留で代金を送るとしばらく経ってからチケットが返送されてきてました。YMOはアリーナ後方から観たのを覚えています。
御三方が健在で、上のようなライブが(しかも遠く離れてもYouTubeで見れて)嬉しい限りです。上下並べて、同時再生して遊んでみたりして。
1980/12@東京武道館
人生で2番目に行ったコンサートがこの武道館公演でした。当時の先行予約って、チケットぴあとか無い時代で、現金書留で代金を送るとしばらく経ってからチケットが返送されてきてました。YMOはアリーナ後方から観たのを覚えています。
御三方が健在で、上のようなライブが(しかも遠く離れてもYouTubeで見れて)嬉しい限りです。上下並べて、同時再生して遊んでみたりして。
ラベル:
音楽
11.01.2009
CHICAGO TAIKO LEGACY 予告
The Sixth Annual CHICAGO TAIKO LEGACY
A concert presentation featuring
AMY HOMMA and JASC TSUKASA TAIKO featuring MINYO GRAND MASTER HIDEKO NAKAJIMA with special guests Melody Takata of San Francisco's Gen Ryu, Jason Matsumoto and Ho Etsu Taiko
Sunday, December 27, 2009, 3-5pm FREE
Chicago Cultural Center, Preston Bradley Hall
78 E. Washington Street, Chicago, IL 60602
詳しくは taikolegacy.com まで。
Cadillac Records
キャデラック・レコード Cadillac Records (2008)
Director: Darnell Martin
シカゴの名門ブルース・レーベル、チェス・レコード (Chess Records)を題材にした映画。
伝説のレーベルやブルースミュージシャン達の姿を描いてくれたのは嬉しい事なのだが、邦題にわざわざ"音楽でアメリカを変えた人々の物語"と付け加えたように、良くも悪くも歴史の教科書みたいな作品で、演出も平坦。実話モノなのだが、チェス兄弟の共同経営だったはずなのに、オーナーは一人という設定だったりと、根本的に何かが違ってる空気が終始漂っている。ブルース・ミュージックに精通していれば、もっと気になる誤りにも気づくことだろう。フィクションならフィクションで構わないし、その分盛り上げてくれれば良いのに、妙に白々しかったりもする。それに事実はもっと小説よりも奇なり、だったと思うのだが。
「RAY」(2004)や「Walk the Line」(2005)「Dreamgirls」 (2006)等の音楽伝記モノのヒットの延長で製作されたのだと想像するが、決して悪い作品じゃないし嫌いじゃないのに、どこかディティールの詰めの甘さが残念でならない。もっと傑作になれる要素はあったのにと思える。映画の最後で登場人物が何年にロックの殿堂入りしたかが字幕で出てくるのだが、そんなのに拘っている自体、何か自分とは観点が違うようだと実感した。あぁこのちょっとした違和感は正にクリーブランドのロックの殿堂に行った時に感じたのと同じなのだ。
Director: Darnell Martin
シカゴの名門ブルース・レーベル、チェス・レコード (Chess Records)を題材にした映画。
伝説のレーベルやブルースミュージシャン達の姿を描いてくれたのは嬉しい事なのだが、邦題にわざわざ"音楽でアメリカを変えた人々の物語"と付け加えたように、良くも悪くも歴史の教科書みたいな作品で、演出も平坦。実話モノなのだが、チェス兄弟の共同経営だったはずなのに、オーナーは一人という設定だったりと、根本的に何かが違ってる空気が終始漂っている。ブルース・ミュージックに精通していれば、もっと気になる誤りにも気づくことだろう。フィクションならフィクションで構わないし、その分盛り上げてくれれば良いのに、妙に白々しかったりもする。それに事実はもっと小説よりも奇なり、だったと思うのだが。
「RAY」(2004)や「Walk the Line」(2005)「Dreamgirls」 (2006)等の音楽伝記モノのヒットの延長で製作されたのだと想像するが、決して悪い作品じゃないし嫌いじゃないのに、どこかディティールの詰めの甘さが残念でならない。もっと傑作になれる要素はあったのにと思える。映画の最後で登場人物が何年にロックの殿堂入りしたかが字幕で出てくるのだが、そんなのに拘っている自体、何か自分とは観点が違うようだと実感した。あぁこのちょっとした違和感は正にクリーブランドのロックの殿堂に行った時に感じたのと同じなのだ。
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