わりと淡々と過ぎた一ヶ月だった。仕事のプロジェクトが大詰めの段階に入り、集中していた(気持ちが追われていた)せいかもしれない。ワールドカップが終わって、ちょっとした空虚感も感じていたようだ。
今回ほど毎試合のように観戦したワールドカップは今までなかった。週末の昼にやってたりして、(特に妊婦が居る場合には)TV観戦に適してたからかもしれない。
espn3.comでは全試合のライブストリーミング&録画のオンディマンド放送を良い画質でやってたのだが、特筆すべきはこれが多言語対応だったこと。日本の試合などでは日本のTV局の実況解説がちゃんと同時に聞けたので、それを観ていた。
日本以外のゲームでは、あの能天気な「GGGOOOOOOLLL!!#@!」の絶叫が聞きたいが為に、わざわざケーブルのスペイン語チャンネルで観ていた。スペイン語なんでゴール以外は何を喋ってるのか???なのだが、ゲーム展開は映像を見てれば分かるので、特に困る事はなかった。
それよりもスペイン語の放送は前後の番組も含めてお祭りムード満点で、同じゲームなのに言語(=文化なんなんだけど)によってこうも雰囲気が変わるもか、と感心しながら楽しんでいた次第。近所にも人工芝+ナイター設備付きの公営サッカー場が出来たりして、散歩していてもサッカーやってる人がやたら増えている。
アメリカの7月と言えば独立記念日、そして花火。
不景気の影響でシカゴ市は1970年代以来、毎年7月3日にグラントパークGrant Parkで開催していた恒例の花火大会を中止にした。(1975年にNavy Pierの北側のOlive Parkで始まり、1978年から. Grant Parkが会場になっていた)
丁度Taste of Chicagoの最終日と重なっていたのもあって、100-200万人もの人を集めて賑わっていた風物詩イベントだったので、中止の決定を意外に思った人も居たようだった。僕が好きだった「野外映画祭」も中止になったり、いろいろと寂しい限りだ。
その代わりに登場したのが、比較的小規模な”地域密着型”の花火大会を 7月4日にシカゴ市の北、南、そしてNavy Pierで同時開催という分散案。ウチにしてみれば、この「北」の会場というのが、ほぼ自宅の真ん前という便利性もあって、かえって嬉しい方向転換だった。
もともと、たかが15-20分位で内容も日本の花火大会に比べたら物足りないものだったので、分散型となっても、極端に小規模になった印象もなかった。しかも、なんとも和やかなローカルムードに包まれいて、これもアリかな、と思った次第。
さらに、公表はされていないが、ウチの近所ではプライベート・クラブ主催の花火もあるので、7月3日、4日と連日で楽しめるのだ。江戸っ子、下町出身で花好きの我々夫婦としては、手狭なアパートからなかなか引越せない裏の理由が、この花火だったりする。
月末に歯のクリーニングに行った。
半年に一度なので、次回の予約は2月上旬。・・・という事は、あと3ヶ月後にBABYが生まれて、それが生後3ヶ月になっているということか。なんか、目まぐるしい向こう半年間となりそうだ。